【赤い彗星の再来】
こんにちは!今回はHGUC 1/144 MSN-06S シナンジュ をレビューしていきます!
型式番号、MSN-06S シナンジュ は小説、OVA作品の「機動戦士ガンダムUC」に登場。
ネオジオン袖付きの首領、フル・フロンタルが駆る機体。
AE制がフルサイコフレームの実験機として建造したMSでパイロットの脳波をそのままMSの動きに表し、一般のパイロットにはとても操ることはできないピーキーな機体。
裏取引の末にネオジオンに強奪と言う形で渡され、フロンタルの好みに合わせて調整、改修されたのが本機。
ちなみに強奪前のシナンジュを、シナンジュ・スタイン と言います。
HG 1/144 MSN-06S シナンジュ の特徴・仕様
発売日は2010の10月23日。
定価は2,860円(税込)です。
HGUCシリーズの~種類目になります。
このキットの特徴は圧倒的な本体のボリュームでしょう。
金色のエングレービングはシール再現で少し面倒。
合わせ目も少なく附属パーツも多い、そんなキットになっています。
ランナー数は全部で9枚。
赤のパーツは設定色に近い色。
説明書
武装 付属パーツ
ビームライフルⅹ1・グレネードランチャーⅹ1・ビームアックスx4・シールドx1
ビームサーベルx2・エフェクトパーツx6・手首パーツx3・ライフルジョイントパーツx1
他のビームライフルよりも長いのが特徴。
スコープは動かすことが出来ます。
グレネードランチャーとバズーカーをマウント可能。
バズーカーはシナンジュスタインから持って来ました。
シールドの金色はシールで再現。
後ろにはグレネードランチャー、ビームアックスを装備する事ができます。
ダグザさんをぶっ飛ばしたあれは付け替える事で再現。
かなり大きめなので迫力があります。
ビームアックス、ナギナタは連結させる事ができます。
ナギナタは連結させると派手ですね。
ビームサーベルは刃の部分にエフェクトがついていて派手です。
シール
主に金色の部分に使用。
素立ち
20m級の機体なので迫力があります。
シールはほぼ全て貼り、色分けが寂しい部分にスミ入れと部分塗装をしてみました。
猛禽類を意識したスラスターは大型でカッコいい!
頭部
モノアイはシールで再現。
モノアイは動かすことはできませんでした。
バルカンの部分はガンダムマーカーのグレーで塗りました。
アンテナも若干シャープにしました。
合わせ目は後ろにできます。
ここ以外にはできませんでした。
上への可動。
かなり上げることが出来ます。
横への可動。
干渉もなく動かすことが出来ます。
胸部
胸部はシールを一番使った部分。
接続はボールジョイント。
横に動かす時に腰のシールとあたってしまうので気を付けたほうがいいかも。
若干後ろに倒せます。
バックパック
猛禽類を思わせる大型のスラスター。
接続は軸をポリキャップに差し込むタイプで自由に動かすことができます。
スラスターを展開する事もできます。
作中でも開くシーンがありましたね。
個人的にあのシーンは大好き(笑)
プロペラントタンクに合わせ目あり。
接続はボールジョイントです。
肩部
甲殻類のような造形の肩。
黄色い部分はマーカーで塗りました。
アーマーは動かすことが出来ます。
スラスターは別パーツで再現。
合わせ目はディテールと一対型です。
前に引き出すことができます。
接続はボールジョイントではなく軸にはめ込むタイプです。
腕部
ジオン間満載の腕部。
ディテール部分に少しスミ入れをしました。
合わせ目が真ん中にできます。
スタインにはない動力パイプがあります。
この部分はジオンぽく見せるためのフロンタルの計らいかな?(笑)
左右ともシールドをマウントするジョイント穴があります。
可動は90°くらい。
水平まで上げることが出来ます。
あげるときに肩アーマーと干渉するのが少し気になりました。
腰部
黄色い部分は別パーツで再現されています。
スミ入れを少ししました。
リアアーマーは大きく迫力のある造形。
サイドスカートは黄色い部分は別パーツ、スラスターも裏側にあります。
リアアーマーとフロントスカートは動力パイプで繋がっています。
あげるとシールが剝がれてしまうのが気になりました。
接続はボールジョイントに差し込むタイプでした。
リアアーマーは裏にディテールもありました。
脚部
脚部は大型で膝部分にエングレービング。
ここの黄色もスミ入れをしました。
太もも部分に合わせ目あり。
膝部分にエングレービング。
ダクト部分はガンダムマーカーグレーで塗装しました。
細かい部分なのでつまようじに色をつけて塗りました。
スラスターは動かすことが出来ます。
Hi-νガンダムHWSの脚部に似ている作り。
デザインしたカトキハジメ氏はHi-νガンダムのデザインを参考にしたそうです。
足裏のスラスターは展開できます。
可動は昔の時代のキットなので広くはないです。
足裏は肉抜きはなくディテールもしっかりあります。
ポージング
ライフルとシールドを装備させて。
うーんカッコいい(笑)
カトキハジメ氏のデザインした機体はやはりカッコいい(笑)
「先頭の1機は、3倍の速度で接近中!」
フロンタル「見せてもらおうか、新しいガンダムの性能とやらを」
ビームライフルで攻撃!
シナンジュのライフル音は独特でかなり好き。
デブリの中を突き抜ける!
ライフルとシールドで
シールドからサーベルを!
「残念だ、君も器に成れただろうに!」
ナギナタを装備!
アニメでは一切使わなかった武装。
HGUC 1/144 MSN-06S シナンジュ のまとめ
以上、HGUC 1/144 MSN-06S シナンジュ のレビューでした!
やはりこのキットの特徴は圧倒的な本体のボリュームでしょう。
金色のエングレービングはシール再現で少し面倒でしたが、全体的な完成度は良かったと思います。
合わせ目も少なく附属パーツも多い、そんなキットになっていました。
可動範囲は今のキットと比べると劣ってしまいますがそこはしょうがないところ。
バルカンやダクト部分を少し塗ったりスミ入れするだけで完成度が上がるのでオススメですよ!
HGのキットでは大きいので組み立てたあとの満足度は凄いです(笑)
まだ作ったことがない人は、ぜひ一度作ってみてください。
以上、HGUC 1/144 MSN-06S シナンジュ のレビューでした!